外れたので気はないけど久々に回顧。
■日曜東京10R ジャパンCダート(G1)
1着 …タイムパラドックス(4人)
2着 ★アドマイヤドン(1人)
3着 ◎ジンクライシス(7人)
4着 ○トータルインパクト(2人)
12着▲シロキタゴッドラン(15人)
はずれ

逃げられないと大きく崩れるタイプのナイキアディライトが最内枠を引いて何が何でも行きたかったところを、ダートでもスピードの違いで外からローエングリンがハナを奪う。この時点でナイキアディライトJCDは終了。ローエングリンに引っ張られるようにレース全体も厳しい流れで進むことに。0.5Fから11.1 - 11.9 - 11.9 - 11.9 - 12.3と三角まで息が入らない厳しい流れ。こうなると吊られて引っ張られる先行馬は苦しい。勝ち馬タイムパラドックスはこの流れを後方をマイペースで追走。経済コースを通りながら前が徐々に脚を無くしていく中、自然と前との差を詰めていき気づいた時には先頭に。ジンクライシスアドマイヤドントータルインパクトに差し返す余力はなくコンマ4差の快勝。後ろで一発狙っていたら、そのほとんどが上手くいって、まんまと展開がハマってしまったという感じ。勝算が薄いと踏んでいたからこそ出来る騎乗でもあった。2着は何とか面目を保った形のアドマイヤドン。ただ直線仕掛けられても思う伸び脚は見られず。近走にも往年の圧勝は見られないことから、ズブさも含めて能力自体にも衰えを感じる。どうせ有馬を最後に引退なんだろうけど。期待した◎ジンクライシスは厳しい流れを追走して早め先頭での三着。早仕掛けと追走に脚を使った分、最後は脚が無くなってしまったが負けて尚強しの競馬で、やはり素質のある所は見せてくれた。今後のダート路線はこの馬とカフェオリンポスパーソナルラッシュの三歳馬にウインデュエルを加えた4頭を中心に回っていくことになると思う。人気する前のここで馬券を取れてれば最高だったけど……。来年のフェブラリーSまで上記の4頭が無事に駒を進めるようならかなり熱いレースになりそうで、気が早い話ながら今から楽しみ。

■日曜東京11R ジャパンカップ(G1)
1着 …ゼンノロブロイ(1人)
2着 ×コスモバルク(2人)
3着 ★デルタブルース(7人)
15着○パワーズコート(8人)
16着◎ウォーサン(9人)
はずれ

マグナーテンがすんなりハナにたつと二番手以下を離しての単騎逃げ。競られると行く気になってしまうコスモバルクは離れた二番手で実質ハナにたっているような展開で、ルメールも上手くなだめてレースを展開できた。三角でマグナーテンに息が入ると一気に差を詰め直線坂下では先頭。ポリシーメイカーに交わされると一気に後続に飲み込まれそうな展開だったが、バテそうになってからも手前を替えると、諦めず再度の二の脚、三の脚が使えるのがこの馬の強い所。勝負強いところを見せての二着。展開もまずまず思い通りにいってルメールも上手く乗れたので力は出し切った。そのバルク他を並ぶ間もなく差し切ったゼンノロブロイ。中団にじっくり追走から余裕のある手応えで完勝。今回の相手では能力が一枚違った形。この馬を三連複でさえ買い目に加えてない俺が知的障害者でした。ペリエに乗り代わって馬まで変わったような強さ。逆にこれまでの善臣、勝春は一体何をしていたんだ?と思う感じ。ただペリエになって地力を発揮できるようになっているのは事実なんだけど、春当時から相手が一枚落ちていることも事実。超G1級のシンボリクリスエスが引退、タップダンスシチーが海外挑戦で待機中、キングカメハメハまでターフを去り、ヒシミラクルは調子が戻らず、シルクフェイマスまで状態たて直し中。強い競馬内容はその通りだが、相手弱化で相対的に着順を上げている感も……。秋古馬G1グランドスラムがかかる次の有馬記念では人気を考えると、やっぱり積極的に買いたい馬ではないのだが……。シルクフェイマスの立ち直りに期待するしかないのかなぁ…。後方待機組は流れ向かず。ナリタセンチュリーはいい競馬を出来たが、前走からの調子落ちを感じる分、次で戻して来れるかどうか。ハイアーゲームは左回りでも変わらなかった。正直ガッカリ。でもって本命対抗の印を打った外国馬二頭は全くの見せ場なし。正直ガッカリどころの内容じゃなく弱すぎた。毎年思うことだが外国馬の成績はあてにならない。

今週は阪神JF。ファンタジーS圧勝のラインクラフトが断然人気も、あれを見ちゃうと切る理由が見つからない。ファンタジーS組で条件が好転しそうなのはリヴァプールか。ライラプスモンローブロンドではラインクラフトを逆転する余地が見つからないし…。期待はWSJS参戦で内田博幸が乗れるエリモファイナルが抽選を通れるようなら。あとはホワイトのアンブロワーズがどこまで…。