阪神11R マイラーズカップ(G II) 勝負度:★★★


差し馬完封快速復活劇
ローエングリン
テレグノシス
▲カンパニー
メイショウカイドウ
ハットトリックを筆頭にカンパニー、テレグノシスと有力馬が後方に固まった。後方組を少しでも警戒する流れになれば、前残り馬場を味方にした◎ローエングリンに二年前の同レース以来の勝利が飛び込んでくる。昨年秋には全盛期の力に陰りが見えたかのように思われたが、年間通して使われ続けた蓄積疲労が要因にあったと思っているので、今回二ヶ月半の間隔を空けて状態の立て直しに成功していればG IIクラスで足りない馬なわけがなく、地力は後方三頭と比べても劣ることはないはず。自分のペースで回ってくることが出来ればマイティスピードとの兼ね合いで二番手でも競馬は出来る。条件が整ったここは同馬にとっては巻き返しに賭ける今年一年の明暗を占う重要な一戦。
地力で対抗するのは○テレグノシス、▲カンパニーの二頭。
実績は最上位のテレグノシスは広いコースで良績を残していることで、今回も阪神小回りコースをどうこなすかだけ。杉浦調教師は自分も騎手あがりのせいか、弟子の大野の世話っぷりや依頼騎手の傾向からも想像できるに、目をかけてくれれば情を重んじてくれる先生。その杉浦調教師が勝浦の為にと心を鬼にしてテレグノシスも含めて依頼を控えていたが、そのコンビも解禁。その気持ちに報いる為にも、阪神コースも克服する会心の騎乗を期待。
カンパニーは前走は展開に殺された負けで小差の2着まで詰め寄ったのは強さの証明。大外枠をどう立ち回るかが鍵。
ハットトリックは相手強化でそろそろ壁がありそう。アルビレオあたりとは京都金杯で1k背負ったにしても差のない競馬。東京新聞杯アルビレオの乗り方がヘグっていたので額面通りには受け取れない。ここにさしたる差がないとしたら、展開が向いた中山記念アルビレオに楽勝したカンパニーには及ばない推測が立つ。スターイレブンはここまでの勝ちっぷりの派手さが魅力も、ここは相手が急激強化でこの壁は流石に高いので善戦止まりってとこか。
抑えには中間乗り込み豊富で最近の気温の上昇に伴い、太かった馬体が絞れてきそうな△メイショウカイドウのパフォーマンス上昇を警戒。相手は強くなるのでどうかも人気を考えれば前走切り時の今回買い時じゃないだろうか。
馬連◎流し。◎馬単一着流し。三連複◎一頭軸流し。
三連単フォーメーション一着(◎9)→二着(○12▲16)→三着(○12▲16△3)
三連単フォーメーション一着(○12▲16)→二着(◎9)→三着(○12▲16△3)
三連単フォーメーション一着(○12▲16)→二着(○12▲16)→三着(◎9)で10通り

↑(15:04)変更。メイショウカイドウが太るとはおもわなんだ。△→消し。