東京10R 日本ダービー(G I) 勝負度:★★★

◎は当然ディープインパクト。この馬に関しては今更何も書くこともないと思うのですが、弥生賞まででも十分見せつけていた能力を改めて証明した皐月賞。スタートで躓く大きなロスがありながら道中で少しずつポジションを上げていくと三角から一気の追い上げで先頭集団との差を詰め、直線では更に突き放して最後は流す余裕の楽勝劇。無敗の二冠達成は目前。
期待はスペシャルウィーク産駒○インティライミに賭ける。課題は5戦中4戦出遅れているスタート難と輸送。新潟二歳Sでは輸送からイレ込みで終わっていて、取りこぼした休み明けは出遅れからの強引な競馬が最後の伸びに響いた。ダービー権利取りの勝負駆けとなった前走でもスタートのロスを強引な競馬で挽回出来たのは能力の証明。ゲート難、輸送の不安をクリアしたときにはディープインパクトの影を踏むことが出来るのはこの馬であってほしい。
あとは三着候補後方組主体。府中向きアドマイヤフジシックスセンス。追い切り上昇で真価が問われるローゼンクロイツも薔薇一族の2ゲットの血が騒ぐ。
青葉賞プリンシパルSの両トライアルは凡レース。ダンツキッチョウはスタート立て直しのロスはあったものの直線では絶好の展開で、松岡に進路を空けてもらう勝って下さいの競馬であの内容では不満。むしろ青葉賞で見所があったのはニシノドコマデモブレーヴハートだが、相手強化で通用するほどの期待をもつまでには至らなかった。
ダンスインザモアスプリングSは完璧にハマった競馬であれ以上のパフォーマンスは難しい。常に攻め駆けする馬で追い切りに騙されない。

馬連◎−○一点。三連複◎○二頭軸流し。
三連単1,2着固定の◎→○→三着流し。
応援で少しだけ○の単勝三連単1,2着の裏返しも。