福島11R 七夕賞(G III) 勝負度:★★★


実績断然安定勢力
ユキノサンロイヤル
オースミステイヤー
トーセンダンディ
△ラヴァリージェニオ
×ダイワレイダース
一番人気は26連敗中の七夕賞。データに触発されるわけではないが、今回一番人気であろうダイワレイダース。準OPでアサクサキニナル以下をぶっちぎる快勝の後、休み明け初戦で重賞三着からの斤量減で渋った馬場は鬼。確かにいかにも有りそうだが、圧勝のアメジストSはツボにハマった形で、圧勝をそのまま額面通りには受け取りにくい。この馬はムラ駆けする馬で、人気で中心に推し難いタイプ。前走でも大きく体が絞れていただけに、二走ボケはあれど上積みという点は見込みにくい。これが断トツの一番人気なら切る手だが、ここは抑え評価が妥当か。
逆に安定して自分の能力だけは発揮してくれるのが◎ユキノサンロイヤル。昨秋から春までは過酷なローテの中でも重賞、OPクラスで好走を続け日経賞ではまさかの勝ち鞍をあげるまでに。斤量、距離、コースと条件にも左右されず相手との相対力関係で着順に変動はあるも、自分の力だけは堅実に走ってくれる。今回も二ヶ月半明けだが中間の乗り込み量は豊富。トップハンデもこの相手なら。
同じく休み明けの○オースミステイヤーも十二分に乗り込まれ、大型馬だが中身はそれなりに出来てそう。何か全く人気はないが、小倉記念三着もあり芝で全く走れない馬じゃない。ハンデ差を考慮すれば好走しても不思議はないだろう。(あと白井厩舎は坂路とウッドを併用してるときのほうが良いって昔買った井内の白井最強本で読んだ気がする)
乗り込み豊富なラヴァリージェニオに夏馬トーセンダンディまで抑え。
グラスボンバーは距離不安を抱えながら人気しすぎ。1800でも1000万条件勝ちはスローで地力を要求されなかったことと前残り馬場がハマっただけで克服とは言い切れない。ベストはマイルの馬でそこからの2ハロンをもたすのは難しいだろう。
カナハラドラゴンは本来攻め駆けする馬で条件馬に遅れた追い切りに不満。

馬連◎流し。馬単◎一着流し。
三連複◎一頭軸流し。
三連単フォーメーション(◎2)→(○5△10△1)→(○5△10△1×4)。