阪神11R 朝日チャレンジC(G III) 期待度:★★★★

思ったよりも人気が割れそうだが、ここらへんの相手では◎サクラセンチュリーが格の違いを見せつけてくれるだろう。阪神大賞典以来の約6ヶ月ぶりも、乗り込み量、強さは問題なく動ける体勢には整った。昨年鳴尾記念ではハンデ戦ながら、重賞勝ちを収めている舞台で相手は一枚落ち。一応これからG1を目指そうという立場にいるのだから、ちょっとここでは負けられないくらいの気持ち。強いて不安を挙げるならば、結構スタートで出負けする馬なので、後方からの競馬で開幕週の馬場で前が止まらず展開負けする流れになった時が怖いか…。とりあえずサクラローレル産駒のエースとしても、年頭の同馬による日経新春杯以来の重賞勝ち鞍をあげてほしい。
相手はこれも格で言うならばG1で戦ってきた組ということで○ボーンキング。長期明けとなったエプソムカップでは前残りの流れを後方から追い込んでの掲示板入りで地力の衰えがないことを証明。宝塚以来も乗り込み量は悪くない。時計は坂路だけなので、その点息が出来てないかもしれないが、全く動けないことはないだろう。乗り代わったのが和田というのも好感。
展開はビッグプラネットの単機逃げ濃厚。開幕馬場で前残りは怖いが、ビッグプラネットは距離が些か長い。エリモハリアーは使い詰めで調子落ちはあっても上がり目なし。何故か結構人気しそうなワンモアチャッターは前走小倉記念では福永の騎乗もあまり上手くなかったが、展開自体は恵まれたものでハマったという見方も出来る。競馬は後方から追い込む形で今回も良くても差して着までの絵が容易に想像できる訳で、ここから買える人はどう考えてその結論に至ったのだろうか。これなら厳しい流れを早目に捲り上がったツルマルヨカニセに、内の悪い所を走らされたセフティーエンペラーのほうが、前にもつけられる分望みがありそう。

単勝馬単◎一着流し。
馬連◎流し。三連複◎一頭流し。
三連単◎一着流し。