回顧

京都7Rのチェリーヴァレーで貰ったお金を、勝負Rだったチリエージェにそのまま大量に張り流して痛恨の出遅れ。二走続けて出遅れていただけに、この可能性はわかっていたのだが思った以上にオッズがついていて目の前が大金でめくらになってしまっていたか。だけどこれまで出遅れると全く走らなかった馬が、今回は違って直線では頑張って伸びてきていた。これは次走への期待は更に大きくなった。とはいえ次走も出遅れとは隣合わせの現状は変わりない。スタートで出れば勝ち、出なきゃ負けのわかりやすい博打となるが、懲りずに次走も張ってみたい馬。
京都大賞典はレース上がり34.2の切れ味比べで道中後方では苦しかった。まぁ展開不利で前を捕まえられないのは仕方ないにしても、ファストタテヤマに瞬発力比べで負けてしまっては力不足であることは認めざるをえないか。ビッグゴールドはよくわからないが、速い上がり勝負は向かない馬なんだろう。ちょっとここでこの馬を買ってしまうのはセンスがなかった。
毎日王冠もレース上がり34.2の瞬発力比べ。コスモバルク皐月賞から、瞬発力勝負にもある程度対応できる馬だと思っていたが、あまりに負けすぎ。展開には文句がなかっただけにこれはガッカリ。3歳の過酷な労働で残念だが燃え尽きてしまったのだろう。サンライズペガサスは前につけて瞬発力を発揮する理想的な競馬が出来た。宝塚記念では大きな不利があっただけで評価を下げる内容ではなかったし、中距離では一線級の能力を持っていて且つ休み明けより本質は叩いて良化するタイプ。ここは動ける体勢にはあっても勝負駆けだったわけでもなく、次の天皇賞でも面白い存在だが、ここで走りきってしまったことで次は人気だろうから買いづらくなってしまった。テレグノシスは展開不利の中から外を回しての推定上がり32秒半ばで突っ込んでくるというメンバー随一の強烈なパフォーマンスを見せた。昨年も同じような流れから同じようなパフォーマンスを見せたように、府中コースの瞬発力比べは本当に強い。他ではカンパニーが全くの展開向かずで能力を着順に結びつけられなかった。天皇賞に出れれば狙い目も、ここで賞金を詰めなかったことで出走枠には食い込めなそうなのが残念。ハイアーゲームにも同じことが言え、次走は狙えるんじゃなかろうか。ダイワメジャーは絶好の展開であったにも関わらず5着止まり。理由はやっぱりノド鳴りなんだそうで、お前手術したんじゃなかったんかいと、こういう敗因には毎度やり場のない憤りを感じてならない。スイープトウショウは露骨な休み明け仕上げの上に、展開不利で着順を下げたあたりまで春の都大路Sそのままで、次走はパフォーマンスを上げてくることは間違いなさそう。