中山11R ディセンバーS 勝負度:★★★

距離延長でロイヤルキャンサーの先手。シルクネクサスが続いて、コスモ二頭が追走の大勢でスロー濃厚。
上がり瞬発力型コスモマーベラス。前走は状態下がり目と思っていたら、善臣先生騎乗で大外回して二着の好走。そこから勝ち鞍のある条件に超鞍上強化でコースロスの無さそうな最内を引いたとなると、確かに条件自体は好転していると思うが、前走が状態下降線と見ていたとこを好走しての中1週。そして最終追い切り軽めの連続遠征。それも前走好走後で人気上昇。これは怪しい匂いがする。トラップとみて消し。
本命はリーディング争いに後がない藤沢厩舎◎キングストレイル。わざわざ冒頭でコスモマーベラスに難癖をつけてまで、打つ本命でもないんですが、他に見当たらなかった。
前走は異常レース天皇賞を出遅れた時点で終了の競馬で度外視。二歳時にはさして評価していなかったが、休み明けのセントライト記念では菊花賞を落鉄して5着馬したフサイチアウステルがトライアル勝負駆けで、勝ちパターンに入ったとこを捕まえた内容は見るところが大きかった。中間も本数はこなしていて相手弱化。内田博幸とは一転、先週は朝日杯で手鞭を披露して笑いを誘ったデザーモの巻き返しに期待。で、ここで上手く乗って、やっぱデザーモは違うなぁと思わせておいて、来週ロブロイで豪快にとんでもらいたい。
ルメールから善臣へのスイッチとなるマイネルレコルトなら、○グレイトジャーニーを上に取るのが素直な見方。こっちは京阪杯から斤量据え置きながら、マイネルレコルトは3k増。これなら前走の小差は逆転する計算。
アサクサキニナルは展開に恵まれそうもないので、頭は難しそう。無理にアツいとこを狙うなら先行して流れに乗れれば叩き三戦目で連闘勝負の★ダイワバンディットでどうだろう。
馬単◎一着流しで○★△。馬連◎流し相手○★。
三連単◎→○★△→○★△。