中山11R 有馬記念（GI) 勝負度：★★★
逃げ候補はダイワスカーレット。気負い気味だった前走から距離延長でまずハナを叩くことになりそう。アサクサキングス、マツリダゴッホ、カワカミプリンセス、メイショウサムソン。スクリーンヒーロー、アルナスラインと追走組は有力馬が揃った。ダイワスカーレットが道中マイペースでいけそうだが、マツリダゴッホの早仕掛けからレースが動き、目標にされるダイワスカーレットを含めロングスパート勝負。持久力先行馬優先のレースで、差し馬が流れにのるには内で経済コースを回ってくることが条件。追い込み一手の馬はレースが早めに動くと捲りがきかないので、苦しくなる。狙いは動きを見ながら動く持久力先行差し。カワカミプリンセス、アルナスライン、メイショウサムソン、マツリダゴッホ、アサクサキングスあたりから取捨。
カワカミプリンセス。枠は最高。叩き良化タイプとして秋3戦目というのも絶好。単穴▲。
アルナスライン。前走は斤量差を考慮すれば、ここで3番人気のスクリーンヒーローとの比較なら買える。ただそのAR共和国杯では勝負所でスクリーンヒーローに離される反応の悪さは中山では不利に働きそう。前を捕まえられず、後ろから捕まるという内容も完敗で、ここも急遽の参戦ということで中間の時計の少なさも気がかり。体重も太そう。消し。
マツリダゴッホ。昨年9番人気から今年2番人気。前走は絶好の仕上がりで得意とはいえない府中2400で切れ負け4着。ただ展開的にはスローを先行して恵まれた内容でもあったのに、後ろから捕まり、一度は捕まえた余力の少なかったウオッカにも差し返されるというのは、評価を上げていいものか。中途半端に走りすぎたことで、出来に上積みもない今回舞台設定の好材料だけでは…。強気にいければ消しだが、弱腰に抑え△。
アサクサキングス前走は苦手の瞬発力勝負を後方からでは勝負にならず。自分の競馬でガチでぶつかって、粘りこめるかというと微妙だが、人気程の差はないのでは。抑え△。
◎メイショウサムソンの復活劇に期待する。前走は苦手の瞬発力勝負。前走JCは遠征明けで状態もベストではなかった。使われてのここは引退レースとなるが、戻ってきた武豊の手前、ファンへの顔見せだけの参戦ではないはず。中山自体は本来最も得意なコース。冬場がどうこうという話もあるが、結局のところはよくわからないし…。
ダイワスカーレットは相手には外せないだろう。が中心にするのは難しい。目標となることを一手に背負って、マツリダゴッホ以下の仕掛けで、早めに脚を使うことになるのでは。人気を背負う今回人気を背負い逃げるダイワスカーレットと早く動くマツリダゴッホの二頭の組み合わせを買うのは極めて危ない。昨年220倍ついた組み合わせを今年後追いで5倍で買うというのも、如何にもリスキーで勇気がいる。自分の予想に対して確固たる自信か信念を持っている人か、その真逆の人でないとここでガツンとこの組み合わせでは勝負できない。相手筆頭として対抗○。
あとは応援半分で△フローテーション。
◎単勝。馬連◎○▲BOX。◎流し。
3複フォーメーション◎−○▲−○▲△△△。
3単フォーメーション◎1着固定の2着○▲、3着印の馬。◎1着固定の3着○▲、2着印へ。
