回顧

■中山11R オールカマー(G2)
1着 …トーセンダンディ(9人)
2着 ×スーパージーン(4人)
3着 ◎ウィンジェネラーレ(3人)
外れ

前半5ハロンを61.3のスローペースでトーセンダンディが4角まで楽できるという、ただでさえ前が止まらない馬場で勝って下さいというレース。俺の妄想の中では、その競馬をウィンジェネラーレがやる予定だったんですが……、スタートから抑えたままで外のトーセンダンディダイワメジャーを簡単に行かせて自身は道中4番手まで下げての競馬。この時点で「あぁ…競馬の予想って難しいなぁ…」と痛感。
何か考えがあってのことかも知れませんが、あまり切れる脚があるタイプではないので、58kの斤量ということもあれば瞬発力勝負では勝ち切れないのも仕方ない。主戦の蛯名からテン乗りで同馬の特性を知りえていなかった横山典弘に乗り変わっていたことが敗因。
ハイアーゲームは中団からの理想的な位置取りの競馬だったが、やっぱりコーナーで加速すると外に膨らんでいたので右回りも敗因の一つ。あとは直線伸び切れなかったのは休み明けの分か。これより後ろにいた馬は前が止まらず何もすることが出来なかった。そんな前有利の競馬で道中2番手から失速してシンガリ負けのダイワメジャー。この馬には夏負けで帰厩したとき体がガレて戻ってきたという話があったので、"-16キロ"の馬体重からもその影響が大きかったのだろう。今日の展開であの負け方は競馬をほとんどしてないに等しいので、状態が悪いだけでなく精神的なモノも当然あるのでしょう。
ダイワメジャーに夏負けの影響があるのならば、この秋で立ち直るのは難しいかも。次も惨敗の可能性を頭に入れておく。ハイアーゲームは中山コースより淀の外回りのほうが走りやすいだろうし、距離が長くなって駄目な馬だとも思わないので菊花賞でも馬券の対象。叩いて変わってくると思うので次はもっと走れるはず。


阪神11R 神戸新聞杯(G2)
1着 ○キングカメハメハ(1人)
2着 …ケイアイガード(3人)
3着 ◎ハーツクライ(2人)
外れ

こっちはほぼ予想通りグレイトジャーニーのスロー逃げ。キングカメハメハが仕掛けられてからの反応がイマイチで、どうなるかと思ったが行き脚がついてからは、外から一気に捲っての格の違う所を見せつけた。出来はイマイチだった分反応が悪かったが、その状態での楽勝なのに価値があった。反動が出るような厳しい競馬でもなく、使われた次は更に上昇が見込める。何も無ければ、まず天皇賞でも勝ち負け間違いなしだろう。
ハーツクライ武豊菊花賞に向けて、最初から折り合いと末脚を試すだけの競馬だったのだろう。あの展開では差し届かなくても仕方ないし、鞍上も悲観はしてないはず。折り合いに不安がないことがわかったし、どれくらいの脚が使えるかもわかっただろう。キングカメハメハのいない次の菊花賞では、まだ警戒しなくちゃいけない。
ケイアイガードグレイトジャーニーは展開にも恵まれてのスローでスタミナを必要としない競馬だったのが良かった。どっちも距離が長くなる本番では一円もいらない。

■札幌11R HTB
1着 ×セフティーエンペラ(3人)
2着 …ロックカーニバル(8人)
3着 ◎エリモハリアー(1人)
外れ

前が残る展開も味方して3番手から競馬をしたセフティーエンペラーが快勝。2番手ロックカーニバルが2着。エリモハリアーも三角から仕掛けて外を捲りながら来たが、最後は脚を使い切ってしまった。確かに勝ち馬は良い競馬だったけどsanspoのコメントで◆本田優騎手 「何がこの馬を変えたのかは分からないが、滞在も合っているのかもしれない。一戦ごとに力を付けているね。いつ負けるんだろう?末恐ろしいよ」ってコメントがちょっと吹きすぎてて末恐ろしかった。