回顧

先週当たったレースは特に何も見るところがなかったのでスルー。
■土曜阪神10R ゆきやなぎ賞
1着 ×イブキレボルシオン(3人)
2着 ◎インティライミ(2人)
3着 △ケージーツヨシ(5人)
7着 ○アドマイアヤタカ(1人)
はずれ
逃げ馬不在の超スロー。注目インティライミは前走同様ゲートの出がイマイチで1頭後方からの競馬を強いられる。三角から進出して直線では一旦先頭にというシーンを作ったが、そこまでに脚を使いすぎて失速。道中理想的な競馬が出来たイブキレボルシオンに差し返されクビ差2着。力のある所は見せてくれたが、ここらへんの相手では抜けて強いくらいの期待をもっていた方としては、期待通りの走りとはいかなくて残念。まぁこの条件は近いうちに勝てるだろうけど、重賞級かというと現時点では保留。アドマイヤタカは半分予想も出来た失速だが、それにしても酷い。坂が苦手くらいではフォローしきれない負けっぷりは、やはり気性的にも距離は短い所がいいのだろう。すみれSの負け方を見て、もう一度同じ距離コースを使ってきた陣営の見方が甘かった。
■日曜中山11R クリスタルC(GIII)
1着 △ディープサマー(2人)
2着 △コパノフウジン(10人)
3着 ○アイルラヴァゲイン(1人)
6着 ◎マイネルアルビオン(8人)
はずれ
好スタートからディープサマーが果敢に逃げ。断然人気のアイルラヴァゲインはスタートでワンテンポ遅れると、勝負所でも不利を被る。直線力のあるところを見せて3着まで押し上げたが、今日はここまで。色々言いたいことはあるだろうが、ちょっと人気にはなりすぎた。まともなら勝ち負け間違いなしではあったけど、圧勝できていたかというとわからないレベルで1.4倍の単勝に相当する実力かと言われたら微妙ではあった。マイネルアルビオンはよく走ってはいるが、ここで好勝負には足りなかった。結果的にもっと積極的な競馬をしていたら、更に上にいたかも知れないけど馬券の中心にすえる程ではなかった。あとわかってはいたけど、このレースは外枠は非常に厳しい印象。後方から押し上げてきたフサイチアンテウスは芝でもスプリント戦ならば好評価をしていいと思う。芝ダートに関わらずスプリント戦ならば次走注目してみる。
■日曜阪神11R フィリーズレビュー(GII)
1着 △ラインクラフト(1人)
2着 ○デアリングハート(7人)
3着 …エアメサイア(3人)
7着 ◎カシマフラワー(6人)
はずれ
期待したカシマフラワーは力負け。二週前に栗東に入れての調整と、輸送に弱い体質をフォローしての意気込みを買っていたのですが、直線失速。距離が伸びる桜花賞では尚更買い要素がなくなるので、本番でもどうしようもなさそう。ラインクラフトは後方からの競馬で、直線は追われるとフラフラとささるところを見せてモタついたが、勢いがつくと最期計ったように前を捕えきった。デアリングハートは紅梅賞で内の苦しいところからエリモファイナルオリエントチャームと接戦を出来た能力が、ここでも通用。本番でも今年のレベルなら好勝負できそう。ディアデラノビアは最速の上がりを使うも権利取れずで痛恨の4着。早仕掛けとも言われているが、チューリップ賞があの競馬で、今回は権利を取るために脚を余す内容には出来なかったのだし、積極策で動いて後ろに差されたのだから仕方ない。好騎乗ではないけど納得は出来る。今年のボーダーは高く桜花賞には出れそうもないが、オークスで距離が伸びていいかも疑問で、上位に能力で劣っているわけではないけど、この馬にはクラシックを取るだけの天運がなかったということかも。サクラローレル産駒ブリトンは早めの捲りを展開して、ここでも見せ場を作れたと思う。1200の自己条件なら勝ち負け必至と憶えておく。フラワーCを残した現段階での桜花賞アバウト見解。ベニーホイッスルは結構強い。アンブロワーズアネモネSは下手な競馬にしても、外からマイネコンテッサに差されたのは頂けないので評価を下げる。アンブロワーズよりは上位に取れても、さして差のないラインクラフトも言うほど強くないかもしれない。そのラインクラフトより上位に来る可能性が少ないフィリーズレビュー組も疑問。ベニーホイッスルをねじ伏せたエイシンテンダーはかなり強いとみて本番でも中心の存在。でもフラワーCでマイネコンテッサに完勝のウエディングヒミコをねじ伏せるようなら◎シーザリオといってみようと思う。