小倉11R 北九州記念(G III) 勝負度:★★★

逃げ馬に強力馬不在。三角からレースが動く上がり勝負の競馬になる。
昨年同レース二着、その後小倉記念、小倉大章典と勝ち小倉三冠準パーフェクトの小倉巧者メイショウカイドウ。ここも休み明けも乗り込まれていて、出来に問題は無さそうで死角らしい死角は見当たらないが、本質はハイペース地力勝負型。かといって中央場所で通用しないように本腰の入った地力を備えているわけでもなく、モタモタしてると包まれて置いてかれるので、序盤にゆっくりできない最内枠に入ったことで不得手な形に動かざるをえなくなると昨年同様に切れる脚を使う馬に取りこぼす可能性もありえる。
中心は金鯱賞2着、朝日CC勝ちと上がり瞬発力勝負で力を発揮する◎ヴィータローザ。前走宝塚記念は相手も強かったが太目が絞れなかったのが誤算だった。最近の気温の上昇に伴い、太目も解消されてくれば格でもメイショウには劣らない。このレースには滅法強い橋口厩舎(といっても中身はロサードばっかだけど…)が昨年に続いて連覇の期待は十分と見た。
相手筆頭はこちらも切れる脚が使える○チアズメッセージマーメイドSをスルーしても牡馬相手にここに向かってきた意欲も買える。
サイドワインダーは角田じゃ外回して届かずの絵が浮かぶし、ツルマルヨカニセは前走はで気が良かったはずなのに四角でモタモタしたのが気に入らない。ズブくなってきて小回りを立ち回る器用さがなくなってきたか。エリモマキシムも競馬が不器用になってきて、それでも差しきるインパクトはないだろう。

馬連◎流し。馬単◎一着流し。三連複一点。
三連単フォーメーション(◎4)→(○3△1)→(○3△1)。