札幌9R エルムS(G III) 勝負度:★★★★

短い距離を使われているシルバーサーベルがこの距離ならば先手か。強力な競ってくる馬は不在で流れは平均からスロー。コース形態を考えれば先行有利の流れ。
4角先頭から未完の大器◎ジンクライシスが春の不振を振り払う。若駒の頃ライバルと言われていたカフェオリンポスは大沼Sで今回人気が予想されるハードクリスタルに重ハンデをモノともせず快勝。本来の能力を発揮さえ、出来れば同斤でもジンクライシスも好勝負可能の想定もつく。休み明けも乗り込み量、内容とも問題なし。気の勝ったタイプでもあり、鉄砲は走るほうだろう。復活の舞台は整った。いい加減賞金を積んで、使いたいレースにも使わせてあげたい。
サイレントディールの前走は出遅れから大外ぶん回し距離損と目も当てられない駄目騎乗。ドバイ以来のダートで勝負がかり。武豊TVで豊曰く同馬はゲート内での直立が下手らしく、最内枠だけにスタートで上手く出れるかが鍵。
ハードクリスタルは怖いのは神がかった騎乗を連発している鞍上の手腕。格上馬が数頭いる中で今回の人気では、積極的に買う気になれないが、サイレントディールがスタートで後手を踏んだ際の保険。パーソナルラッシュは最終追いで格下に煽られてしまい仕上げに不安が残る。こんな感じの動きだったフェブラリーSでも凡走しており、斤量も考えればここは秋への叩き台と見る。サイレントディールが包まれて凡走の際には、叩いた変わり身があればハードクリスタル並みには走れそうな、△カイトヒルウインドまでは席が回る可能性有り。

◎単複。馬単◎一着流し。
馬連◎流し。三連複◎一頭流し。
三連単◎一着流し。