ジャパンCダート回顧

1着 ★ カネヒキリ(1人)
2着 … シーキングザダイヤ(11人)
3着 … スターキングマン(13人)
10着 ◎アジュディミツオー(4人)
ラップタイム
6.9-11.2-11.7-11.8-12.2-12.4-12.6-12.4-12.3-12.1-12.4

コースレコード決着。終始ラップが緩まず、それでいて最後までバテなかった馬だけが生き残った、地力を要求される良いレースでした。最後の3頭併せの叩き合いは見応え十分で、武豊のゴールの合わせ方や(水泳で良くゴールタッチが合うとか流れるとか言うように、競馬も乗り手のほうで首の上げ下げの下げのタイミングをゴールに合わせる技術があるんじゃないかと思わせるくらいに、武豊はゴールに良く下げた体勢で入ってくることが多いと思う。故に小差の勝ち負けにかなり強い。)、やっぱり二着のノリのキャラの不遇さ。今日のレースを見たらコンディションの良し悪しを抜きにすれば、上位5頭と6着以下の力差はかなりあったのだろう。その5頭の中でも頭一つ抜けていた馬がカネヒキリで、好騎乗で着順を押し上げたのがシーキングザダイヤスターキングマン。上の3頭に好評価を与えていた人は本当見る目があるなぁと思う。シーキングザダイヤを地力が足りない軽い馬だと見ていた自分は、今回のレースでその見方が間違いだったことを改めざるをえない。
タイムパラドックスに本命を打った人は気持ちはわかるがちょっと結論が安易すぎたかも知れない。それで儲かる程競馬は甘くないということか。サカラートは厳しい流れの2100mで踏ん張れる程、地力のある馬ではなかったのか、もしくは状態落ちだったか。
ペースが厳しかったにしろ、この内容では力負けもいいとこのアジュディミツオーに本命を打った人は本当競馬センスがないと思います。